側弯症は左右の肩の高さが違う方が多い

側弯症で左右肩の高さの違い

側弯症で肩の高さが左右違う

側弯症は発症するほとんどの場合が原因不明といわれています。ここから、いつどんなタイミングで誰に発症するかわかりません。特に、10代の女子が多く発症する側弯症ですが、日頃から体の様子には気をつけておく必要があります。
ここでは、側弯症のチェックリストの1つに含まれる肩の高さについて話していきましょう。

側弯症のチェックリストにも含まれる項目

側弯症は学校でのモアレ検査をせずに、自宅で項目をチェックしてきて提出するという形に変わりつつあります。その自宅でチェックするリストの中にも、この肩の高さの違いがないかという点は含まれています。

この肩の高さの違いは鏡で自分で見てもわかるようなものですが、チェックの際には服を脱いで背中側から誰かに見てもらう必要があります。また、深くおじぎをした状態で肩や肩甲骨に左右差がないかも確認していきます。ここで、肩の左右の高さが違うとわかったら、側弯症を疑う流れになります。自分の身となると意識したりよく見ない限りわからないので、自分以外の誰かに見てもらうようにしましょう。

肩の高さが違うとどうなるの?

側弯症のチェックリストにも含まれている肩の高さの違いですが、左右高さが違うことでどんなことが起きるのでしょうか?

まずは、まだ側弯症が進行する可能性があるということです。この進行の速度については個人差があるのですが、数ヵ月後肩の高さを再度見比べたときに以前よりも左右の差が広がってきているようであれば、これは側弯症が進行しているという証拠にもなります。

また、肩の高さが左右違うことで、日頃の生活でも過ごしにくくなることがあります。左右のバランスが崩れることで何か机に向かって作業をするような場合にも、肩が疲れやすくなることがあります。さらに肩の疲れがひどくなると頭痛や目の疲れにもつながるので、油断はできません。

さらに、肩の高さが違うというのは側弯症であれば脊柱が関係してズレが生じているわけですが、骨盤も関係している可能性があります。よって、肩の高さの違いをそのままにしていると体全体も歪んできてしまい、不調をきたすようになるのです。

肩の高さの違い、どのように防ぐ?

側弯症から肩の高さの違いが生じるわけですが、できるだけ左右の差を出さないように意識することが大切です。では、肩の高さの違いをそれ以上悪化させないようにするためには、どのように予防をしていけばいいのでしょうか?

・バランスよく荷物を持つ

荷物を持つ時、たとえばショルダーバッグであればどちらにかけるのかという癖が人によってあるでしょう。このようにずっと同じ肩にばかりかけていると、肩の高さの違いがさらに広がっていってしまいます。ショルダーバッグであれば適度に左右を入れ替える、手提げなどの重い荷物も途中で休憩をしながら左右交互の腕で持つようにしてみましょう。リュックサックであれば中の荷物が偏っていない限り均等に両肩に力がかかるので大丈夫です。

普段自分の好みのバッグをみなさん持たれていると思いますが、側弯症の恐れがある場合やすでに肩の左右に差が出ている場合には注意しましょう。

 

・日頃の姿勢も意識する

姿勢が悪いと体にさまざまな不調をきたします。そして、側弯症の場合にはこれを進行させることにもなってしまいます。そこで、日頃の姿勢にはかなり意識するようにしていきましょう。

机に向かっている時にも肩肘だけついて猫背のような姿勢ではなく、きちんと机の高さに合った椅子に座って背筋を伸ばしましょう。そして、何かに集中しているとつい前かがみになってしまうと思うので、適度に姿勢を振り返ることも大事です。

また、机に座っているときだけでなく、テレビを見ているときにもどんな姿勢でいるかは重要です。寝転んでみる、うつぶせで肘をついて見るといった姿は定番のように感じますが、決してよくありません。さらに肩の左右の高さが変わってきてしまいます。

・こんな運動にも注意しよう

側弯症のときに運動は禁止されているわけではありません。しかし、スポーツによっては体の動かし方が違いますよね。そこで、鉄棒にぶら下がる、体をねじるような動きは避けるようにしましょう。

おすすめなスポーツとしては水泳やウォーキング、バレエ、ヨガなどがあります。側弯症だからといって運動を全くしないのも良くないので、このようなスポーツを中心にやってみるといいでしょう。

側弯症は本人が気づかないうちに進行するというリスクを持っています。特に子供は体が成長しているので、側弯症も進行しやすいと言えます。チェックリストを行うだけでなく、日頃の姿勢や過ごし方にも親が注意して見てあげられるとより良いでしょう。子供のうちは進行するのも早いですが、意識していくことで改善するのも早いです。多くの場合がこの成長期に発症すると言われているので、この時期の過ごし方をしっかり考えておくことはたいせつですね。

そして、自分でも肩の高さが違っていないか、定期的に確認しておくことも良いでしょう。学校でも側弯症のチェックをするようにと言われているほど、今注目されている症状であるとも言えます。あとは、現代の子供の生活環境にも関係しているでしょう。ゲームやスマホをしている時の姿勢にも要注意ですね。

掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。