側弯症もいろいろな原因があります。

側弯症のおおもとは体の歪み

側弯症 神経原性の場合

側弯症の中にも細かく症状や特徴から分類することができます。その1つに神経原性側弯症と呼ばれるものもあります。神経という言葉が入っていることから、単純に骨の問題だけではないことが想定できるでしょう。

神経原性側弯症とは

神経原性側弯症は突発性側弯症とは大きな違いがあります。側弯症の多くが突発性であり、原因も明らかになっていません。

突発性側弯症は原因が明らかになっていないので施術法も確立されていないのが現状ですが、神経原性側弯症は原因がわかっているタイプの側弯症になります。

神経原性側弯症は神経の病気によって発症するケースが多くなっています。神経と関係しているので、麻痺性脊柱変形という呼ばれ方もされることがあります。

神経原性側弯症の主な原因となっているのが、脳や脊髄の異常によるものです。脳性麻痺やポリオ、脊髄空洞症などからこの神経原性側弯症へと進展していく可能性があります。

たまたま脳や脊髄に異常があるために側弯症となって症状が出てくることもあるのです。確率としては側弯症の中でも発症するのが少なくなっていますが、それでも一部の人の間で発症しているのも事実です。

希なケースであっても神経原性側弯症という病気があるということを知っておくべきなのです。

この神経原性側弯症はやはり大人より子供の方がかかりやすいです。大人になるときちんと骨格が出来上がっているので、そこから背骨が曲がっていくことはありません。仮に神経や筋肉に異常が起きていても背骨の変形となって症状が現れることはないのです。

ここから神経原性側弯症は子供の病気と言われています。他の側弯症と違い幼児期から症状があらわれ、成長期に悪化するという流れが多いです。

神経原性側弯症は運動能力において障害があることが多いのも特徴になっています。体を動かそうと思っても思うように動かせない、筋力があまりないので激しい運動ができないといった問題も出てくるのです。これも神経が影響しているからと考えられています。

 神経原性側弯症の対策

神経原性側弯症は他の側弯症と症状に違いはあるのでしょうか?神経原性側弯症の場合は立った時のバランスが悪くなります。また、歩き方がおかしい、手の力が弱いといった筋力の面でも異常が出てきます。

そこで、神経原性側弯症の対策としては、神経の異常を正常にしていくことが大切になります。通常の側弯症と比べると骨格の歪みを改善するだけではよくなりません。

ポイントとして筋力をつけて神経を正常に持っていくことが重要となります。よって、側弯症だからと運動を制限するのではなく、できる範囲で積極的に行っていきたいです。

そして、運動を実際に始める前に詳しく病院で検査を受けてみるとよいでしょう。病院ではレントゲン検査などを詳しく行ってくれます。その時点で神経原性側弯症がどれぐらい進行しているかを知ることができます。

検査結果によって運動をすべきかどうか医師に相談してみるとよいでしょう。運動の内容もどういったものが良いのかアドバイスを受けておくと安心です。

運動についてアドバイスを受けたら実際に実践してみると良いです。筋力を運動をすることでつけていくことがポイントになります。

さらに、日頃の食事にも注意していきたいです。骨の成長にはカルシウムが欠かせませんが、カルシウム以外にコンドロイチン硫酸も摂取できるとよいでしょう。栄養素をしっかり摂取していくと骨が丈夫になり、筋力も自然とついていきます。

食事と運動を取り入れていてもすぐには改善されません。ゆっくり時間をかけて改善していく症状なので、長い目で見て向き合うようにしましょう。

 側弯症かもと思ったらどのタイプかをしっかり見極めること

側弯症といっても種類があり、種類によって原因もさまざまです。自分がどのタイプの側弯症なのかをしっかり見極めていくことが側弯症改善には欠かせません。

単純に原因不明の側弯症なのか、今回のように神経や筋肉が関係していることもあります。非常に希なケースであっても誰に起こりうる症状かはわからないので、側弯症の疑いが出た時点で、どのタイプの側弯症なのかをしっかり見極めていきましょう。

そのためには、専門の病院でしっかり検査を受けてみましょう。検査は痛みなどなくできるので、子供であっても問題なく済ませることができるでしょう。

検査結果を踏まえて神経原性側弯症である場合は、側弯症の改善よりも神経の面に注目して改善していくようにしないといけません。大きな病気が隠れていないか、きちんと原因を突き止めることも大切ですね。

側弯症と聞くと思春期に多い症状でほとんどが原因がわかっていないもの、年齢と共に治っていくものが多いと思われがちです。しかし、側弯症もたった1種類ではないことを知っておきましょう。

その上で神経原性側弯症という脳や脊髄の神経が関係して発症するものもあるのです。これは自分ではなかなか気づくことができません。そのためにも信頼できる病院を見つけて検査はしっかり受けておきましょう。

側弯症は放置していてはいけないタイプもあるのですね。特に小さな子供の場合には親御さんがしっかり向き合っていくようにするべきです。

側弯症あきらめないで!

掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。