側弯症胸椎・胸椎の曲がりが一番多い

 胸椎側弯症も変化する

胸椎側弯症

側弯症というと背骨が曲がっていく病気という印象が強いでしょう。しかし、症状やタイプにも種類があり、実は胸椎側弯症が一番発症率が高いと言われているのです。側弯症の中でもかかる人が多いので、胸椎側弯症とはどのような症状なのか解説していきましょう。

胸椎側弯症の症状とは

胸椎側弯症の場合は、胸椎が曲がってくることからこのように名前が付いています。この胸椎側弯症は特に女子に多く見られる症状で、思春期に発症する確率が高くなっています。初潮を迎える時期くらいから発症して、その後2年くらいで症状は治まるパターンが多いです。思春期には身長が伸びたり、胸が膨らんできたりするので、これによって胸椎側弯症という症状も関係してくるのです。成長の過程で起こりやすい症状となっているのです。

胸椎側弯症になると胸の高さにカーブが出てくるようになります。側弯症の中でこの胸椎側弯症になる人が圧倒的に多くなっているのですが、肋骨がねじれてくるので見た目からしても発見がしやすいです。左右どちらの方にカーブが出てくるかは人によって異なるのですが、右にカーブを描く場合の方が多くなっているのも特徴です。

胸椎側弯症のカーブがだんだん急な角度に曲がっていくと、思春期であっても腰痛や肩こり、左右の体のアンバランスといった症状に悩むようになります。よって、思春期の特に女子については体のバランスが不自然になっていないか、親がよく様子を見てあげることも大切なのです。自分では鏡でじっくりと全身を見ないとなかなかわかりません。初期に胸椎側弯症であるとわかると、早くに対策を始められるので悪化するのを防ぐことが出来るのです。

体が成長しようとしているときに胸椎側弯症になると思うように体を動かせないという事態にもなりかねないので、注意しないといけません。

胸椎側弯症、生活で気をつけるべきこと

胸椎側弯症は日頃の生活でもちょっとした点に注意することで、悪化させずに済みます。これは側弯症全般にも当てはまることなのですが、以下の点に注意しながら過ごしてみましょう。

・背筋をしっかり伸ばすようにする

勉強や読書中、テレビを見ているときはつい前かがみになり猫背の体勢になっている場合も多いです。そこで、背筋を伸ばして座ったり立ったりするということを意識してみましょう。

・重いものはできるだけ持たないようにする

重いものを持たなければいけない時もありますが、胸椎側弯症で胸の高さに違いが出ている時には無理に持たないようにしましょう。特に正常な位置よりも傾いている方の腕で重いものを持つとさらにカーブを進めてしまうことになります。できるだけ持たないようにするのが一番ですが、どうしても持たなければならない時には両方の腕でバランスよく持つようにしましょう。

・深い呼吸で肺と肋骨を広げる

胸椎側弯症では胸椎が刺激を受けることで呼吸が荒くなることもあります。ここから激しい運動をすると息切れがするという状態にもなりやすいです。そこで、日頃から意識して呼吸を深めていくようにしましょう。深い呼吸を心がけると肺と肋骨を広げられるので側弯症によって傾きかけている部分を補正できます。

胸椎側弯症については特に呼吸の面で意識してもらいたいと思います。

・関節を柔軟にしていく

胸椎側弯症をはじめとした側弯症の場合は体を思うように動かせないことから運動が苦手になることもあります。しかし、側弯症の場合には積極的に体を動かした方が良いと言われているので、ぜひできる運動から始めてもらいたいです。そこで、自宅で関節を柔軟にしていくようにしたり、整体で体をほぐしてもらうのも有効です。整体では専門的に状態を見ながら進めてくれるので、痛みを感じることもなく関節を柔軟にしていってくれるでしょう。定期的に整体に通ってほぐしてもらうというのも効果はあります。

・寝ているときや座っているとき、立っているときで側弯症を悪化させないように

胸椎側弯症においては日々の姿勢にも気をつけたいという点を話してきました。そこで、寝ているときや座っているとき、立っているときなども姿勢に気をつけてもらいたいと思います。普段何気なくしている動作が長時間続くと姿勢の悪化につながります。いつの間にか癖になっている姿勢が良くない状態ということもあるので、一度自分が生活している時の姿勢を振り返ってみましょう。

側弯症の中でも胸椎側弯症は肋骨が隆起してきたり、肩甲骨が突き出てくるといった症状を引き起こします。胸という言葉から胸椎にのみ症状が出てくるようにも感じますが、実際には肩の方にまでその影響は及ぶのです。側弯症の恐れがあると診断された場合には、胸椎側弯症になっていないかの確認もしておきたいですね。

そして、すべての側弯症に当てはまることにはなりますが、姿勢に気をつけながら過ごすようにしてください。姿勢の悪化は全身にデメリットを多くもたらします。体に不調が出てくると思うようになるので、側弯症と診断された時点で早めの対策を行っていきたいです。整体や病院でのアドバイスも上手に活用しながら側弯症のケアを始めていきましょう。

側弯症あきらめないで!

掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。