空手部

側弯症と空手

側弯症と空手・テコンドー

 空手やテコンドーというと他のスポーツよりも体を張ったものというイメージがあるでしょう。実際に全身を使って戦うものなので、体の状態が万全でないとちょっとしたことでトラブルも起きやすいです。そこで、側弯症の場合、空手やテコンドーはどのような影響を及ぼすのでしょうか?

テコンドーの動きについて

 空手とテコンドー、2つの違いがはっきりしていないこともあると思うので、テコンドーの動きについて見ていきましょう。テコンドーは主に足を使って蹴るという行為が中心となった競技になっています。テコンドーの技としてよくあるのが、かかと落としや後ろ回し蹴りといった技名であれば、きっと多くの人が聞いたことがあるでしょう。テコンドーではこういった動きが中心となっているので、下半身を機敏に動かせるようにしておかないと敵と戦うことができません。よって、下半身が万全なだけでなく、全身のバランスがしっかり取れていないと足技も決めることができません。

テコンドーは格闘技の1種であり、またエクササイズや瞑想などの目的もあると言われ、今では実践している人も結構多くなっているんです。

空手の動きについて

 テコンドーが足を中心とした技が多いのに対して、空手はほぼ全身を使った技となります。空手では足で蹴るという行為もありますが、その他に手で打ったり拳で突くという動作も加わってきます。この3つの動作を中心に空手は展開されています。

空手にも最近では琉球空手やフルコンタクト空手、実践空手などといろんな種類が出てきており、名人によって空手教室の内容が違っていたりもします。基本の空手の動作はありますが、少しずつ中身が異なってくるというのが空手の特徴でもあります。

そんな空手では手や足を使うことから全身を上手に使って相手を倒すスポーツですが、肩が悪いと腕や手を使っての技を決めることができません。また、背骨の中心のバランスがしっかり取れていないとテコンドーと同様に足を使っての技が上達しません。テコンドーと空手は似ていますが、どちらについても体のバランスを保ちながら戦うスポーツになっているんですね。

空手は側弯症でもして大丈夫?

 空手は全身を使った競技になると説明してきましたが、側弯症で背骨がカーブしてきていても問題なくできる競技なのか知りたいという人もいるでしょう。人それぞれやってみたいなと思うスポーツは違います。いくら側弯症であっても自分で願ってそうなったわけではないので、やってみたいと思う空手を側弯症のために諦めてしまうのももったいないですよね。
しかし、側弯症であってもかなり角度が急になってきているという手術が必要と言われている段階にならない限り空手はしてもいいと言われています。何も運動をしないよりは何かしら体を動かしている方がいいともいうので、空手も可能なスポーツの候補に入れることができます。
全身のバランスを使いながら技を極めていくのが空手でもあるので、側弯症の場合もうける衝撃が全身に渡ると考えられます。

そして、背骨に負担になるような動きもあまりよくありません。手や足を使った技はいいですが、全身を使った背負投げといった技の場合にはやはり利き腕で勝負を決めると思うので、この時に大きな負担がかかってしまう恐れもあります。相手を持ち上げて倒すわけですから、片方の腕に特に大きな力がかかっていると思います。こういった偏った動きの場合に、側弯症だと気をつけておかないといけません。

このような点から、側弯症を発症している時には空手はおすすめできないスポーツとなっています。自分では気をつけた動きをしていても相手がいますし、相手から技を受けた時の衝撃は非常に大きいです。一瞬で体に負荷がかかるので、側弯症の時には要注意となっています。

テコンドーは側弯症の時にして大丈夫?

 空手は側弯症の場合に、全身で衝撃をうける可能性が大いにあるのでおすすめはできないスポーツだと説明をしましたが、ではテコンドーについてはどうなのでしょうか?テコンドーは空手と比べると、足の動きがメインとなってきます。足を使うということは骨盤が軸になっていると思います。
 側弯症になると背骨のカーブだけでなく、根本は骨盤の歪みも関係していると言われています。よって、骨盤にあまりに負担になるような動作は避けないといけません。足だけを使っているように感じますが、下半身でうける衝撃も強いですし、うっかりな不注意によって事故を起こすことだってあります。空手と同じようにテコンドーも技は一瞬できましますし、その時にお互いが受ける衝撃の強さは他のスポーツとは少し違っています。技によってはしばらく動けないこともあるようなので、側弯症のときは控えた方が安心ですね。

空手やテコンドーは若者にも人気で部活動としてもあるのでやってみたいと思う人は多いと思いますが、側弯症のときはおすすめできないスポーツとなっています。

更新日2016年3月31日(木)

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