前回より角度が進んでしまった…そんな時に知っていただきたいこと
「どうして進んでしまったの?」というお気持ちは自然なことです
病院でレントゲンを見ながら、
「前回より角度が大きくなっています。」
と説明を受けると、多くの親御さんは頭が真っ白になります。
「何か悪いことをしてしまったのでは…」
「もっと早く気付いてあげれば良かった。」
「このままどんどん進んでしまうのでは?」
このように、ご自身を責めてしまう方も少なくありません。
しかし、側弯症はご家庭での生活だけが原因で進行するものではありません。
成長期の身体の変化など、さまざまな要因が関係すると考えられています。
ですから、まず知っていただきたいのは、親御さんがご自身を責める必要はないということです。
レントゲンの数字だけで、すべてが決まるわけではありません
側弯症では「○度」という数字が一つの目安になります。
しかし、その数字だけで、お子さんの今後が決まるわけではありません。
例えば、
- 前回から数度変化した理由は何か
- 身長がどれくらい伸びた時期なのか
- 成長のピークが近いのか
- 身体全体のバランスはどう変化しているのか
など、数字だけでは分からない情報もたくさんあります。
レントゲンはとても大切な検査ですが、それだけでは見えない部分もあります。
だからこそ、お子さんの身体全体を確認することが大切だと考えています。
「次の検査まで待つ時間」が長く感じる方へ
側弯症は数か月ごとに検査を行うことが一般的です。
しかし、
「次は4か月後です。」
と言われると、
その4か月がとても長く感じられる親御さんもいらっしゃいます。
その間、
「また進んでいたらどうしよう。」
という気持ちが頭から離れず、
毎日お子さんの背中を見てしまう。
服のシワや肩の高さが気になってしまう。
そんな毎日を過ごしているご家族も少なくありません。
だからこそ、その期間を「ただ待つ時間」にするのではなく、お子さんの身体と向き合う時間にしていただきたいと考えています。
日常生活を過度に制限する必要はありません
角度が進んだと聞くと、
「部活動を休ませた方がいいですか?」
「ランドセルやリュックは背負わない方がいいですか?」
「体育は見学した方がいいですか?」
というご相談を受けることがあります。
もちろん、お子さんの状態によって注意が必要な場合もありますが、
必要以上に日常生活を制限すると、お子さんの楽しみまで失ってしまうことがあります。
学校生活や友達との時間、部活動など、お子さんにとって大切な経験もあります。
そのため、身体の状態を確認しながら、無理のない範囲で日常生活を送ることも大切だと考えています。
大切なのは「昨日より今日」の身体の変化です
サクシタ療法院では、
「今何度なのか」
だけではなく、
「前回より身体はどう変わったのか」
を大切にしています。
例えば、
- 左右の動きがスムーズになった
- 身体のバランスが整ってきた
- 筋肉の緊張がやわらいできた
- 姿勢が安定してきた
こうした変化は、毎日の生活の中では気付きにくいものです。
しかし、小さな積み重ねがお子さんの身体にとって大切な変化につながることもあります。
私たちが目指しているのは「安心して成長を見守れる環境」です
親御さんが本当に知りたいのは、
「絶対に良くなりますか。」
ではなく、
「この子のために今できることはありますか。」
ではないでしょうか。
私たちは、その気持ちをとても大切にしています。
施術だけではなく、
- 身体の状態を分かりやすくお伝えすること
- ご家庭で無理なく続けられる体操をお伝えすること
- 日常生活で気を付けるポイントをご説明すること
など、ご家族と一緒に取り組むことを大切にしています。
一人ひとりの成長に合わせたサポートを大切にしています
側弯症は、
小学5年生と高校生では違います。
20度のお子さんと30度のお子さんでも違います。
身長が伸び続けている時期と、成長が落ち着いてきた時期でも考え方は変わります。
だからこそ、「みんな同じ方法」ではなく、そのお子さんの成長に合わせて考えることが大切です。
サクシタ療法院では、お子さんの現在の状態を確認しながら、その時期に合ったサポートをご提案しています。
不安を抱えたまま次の検査を迎えないために
側弯症は、数字だけを見続けると、不安が大きくなってしまうことがあります。
ですが、お子さん自身は毎日成長しています。
身体も少しずつ変化しています。
だからこそ、「次の検査まで何もできない」と考えるのではなく、今のお子さんの身体を知り、できることを一つずつ積み重ねていくことが大切です。
もし、
「前回より角度が進んいて心配。」
「今の状態を一度見てもらいたい。」
そのようなお気持ちがありましたら、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
お子さんとご家族が少しでも安心して毎日を過ごせるよう、一緒に考えていきたいと思っています。






お電話ありがとうございます、
サクシタ療法院でございます。