長袖になると、お子さんの背中が見えにくくなります

9月も終わりに近づき、朝晩は少しずつ秋らしさを感じるようになってきましたね。

最近は台風や大雨など天候の変化も多く、季節の変わり目を感じます。

半袖から長袖へ衣替えを始めたお子さんもいるのではないでしょうか。

 

実はこの時期、側弯症のお子さんを見守るうえで、

少し意識していただきたいことがあります。

それは、洋服を着ていると身体の左右差が分かりにくくなることです。

 

◆ 夏は気づきやすく、秋冬は気づきにくくなります

夏はTシャツや薄着で過ごすため、肩の高さや背中の左右差などが比較的

目につきやすい時期です。

ところが秋になり、トレーナーやパーカー、制服の上着などを着るようになると、

身体のラインは少しずつ見えにくくなります。

本人が痛みを訴えていなければ、なおさら身体を見る機会は減っていきます。

 

毎日一緒に生活していても、数か月後に久しぶりに背中を見て、

「前からこんな感じだったかな」と気づくこともあります。

 

◆ 成長は、季節に関係なく続いています

洋服が厚くなって身体が見えにくくなっても、お子さんの成長が止まるわけではありません。

特に小学生高学年から中学生・高校生にかけては、数か月の間にも身長が伸びることがあります。

側弯症も成長期には、身体の状態を継続して確認していくことが大切です。

だからといって、毎日のように背中を確認する必要はありません。

お風呂上がりや着替えの時など、時々お子さんの身体を見るだけでもよいと思います。

 

◆「最近見ていなかったな」と思ったら

学校検診で側弯症を指摘されている。

病院で経過観察になっている。

以前から肩や背中の左右差が気になっている。

最近、身長が大きく伸びた。

 

そんなお子さんがいらっしゃいましたら、秋の衣替えを一つのきっかけに、

今のお身体を見てみてください。

必要以上に心配することはありません。

 

ただ、「少し前と違う気がする」「うちの子の場合はどうなんだろう」と気になることがありましたら、そのまま不安を抱えず、一度ご相談いただければと思います。

これから長袖や上着を着る季節になります。

見えにくくなる季節だからこそ、ときどき身体を見てあげる。

そんな小さな習慣も、成長期のお子さんを見守る一つの方法だと思います。