「最近、急に身長が伸びた気がする」
成長期のお子さんを見ていると、そんなふうに感じることはありませんか。
春に買った洋服がもう小さい。
靴のサイズが変わった。
久しぶりに会った祖父母から「大きくなったね」と言われた。
毎日一緒にいると気づきにくいものですが、お子さんの身体は少しずつ成長しています。
今回は、側弯症のお子さんを持つ親御さんに
知っておいていただきたい「成長期の豆知識」をお伝えします。
◆ 成長期は「何歳」だけでは分かりません
「何歳くらいまで身長が伸びますか?」と親御さんから聞かれることがあります。
ただ、成長の時期やスピードには個人差があります。
同じ中学1年生でも、これから大きく身長が伸びるお子さんもいれば、すでに成長が進んでいるお子さんもいます。
そのため、年齢だけを見るのではなく、ここ半年から1年でどのくらい身長が伸びたのかを見ることも一つの目安になります。
◆ 身長の伸びは、日常の中にも表れます
お子さんの成長は、身長計で測らなくても日常のちょっとしたところから感じることがあります。
- 去年まで着ていた洋服が小さくなった。
- ズボンの丈が短くなった。
- 靴のサイズが変わった。
- 親御さんと並んだ時に、いつの間にか目線が近くなっていた。
こうした変化も、お子さんが成長しているサインの一つです。
側弯症で経過観察中のお子さんの場合は、病院で測定された角度だけではなく、「最近どのくらい身長が伸びているのかな」というところにも目を向けてみてください。
◆ 身長が大きく伸びる時期は、側弯症でも大切な時期です
ここは、ぜひ親御さんに知っておいていただきたいところです。
身長が大きく伸びる成長期は、側弯症のカーブも進行しやすい時期です。
特に成長がまだ多く残っているお子さんの場合は、身体の成長とともに側弯の状態が変化することがあります。
そのため私は、角度だけを見るのではなく、
| 最近どのくらい身長が伸びたのか。
今、成長のどのあたりにいるのか。 以前と比べて背中の状態に変化がないか。 |
こうしたことも大切にしています。
だからといって、身長が伸びることを怖がる必要はありません。
成長は、お子さんにとって自然で喜ばしいことです。
大切なのは、「よく伸びている時期だからこそ、少し意識して見守っておこう」ということです。
◆ 成長を「心配」ではなく「見守る」ために
側弯症があるからといって、成長するたびに不安になる必要はありません。
ただ、最近急に身長が伸びている、病院で経過観察と言われている、以前より背中の左右差が気になる。
そんな時には、一度今のお子さんの状態を確認しておくことも大切です。
身長の変化、病院で測定された角度、普段の姿勢や生活。
それらを一緒に見ながら、お子さんの成長を見守っていくことが大切だと考えています。
「最近、身長がぐっと伸びたけれど、側弯症は大丈夫かな?」
そんなことが気になりましたら、お気軽にご相談ください。






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