新しい一年、成長期のお子さんの姿勢と向き合うということ

2026年が始まり、

学校生活も少しずつ通常のリズムに戻ってきました。

 

新しい年の始まりは、

親御さんにとっても

「今年はどう関わっていこうか」

と考える節目の時期ではないでしょうか。

 

特に、成長期のお子さんに

側弯症の指摘がある場合、

年が変わるこのタイミングで、

ふと不安がよぎることもあるかと思います。

 

◆新学期が始まると、姿勢は“無意識”に固まっていきます

学校が始まると、

授業、宿題、部活、塾など、

お子さんの生活は一気に忙しくなります。

 

その中で姿勢は、

「気をつけよう」と思う前に、

いつの間にかクセとして定着していきます。

・長時間座る姿勢

・前かがみの時間

・左右どちらかに偏った身体の使い方

こうした積み重ねは、

成長期の背骨に少しずつ影響を与えます。

 

◆「何かしなければ」と思いながら、動けない理由

親御さんからよく聞くのが、こんなお気持ちです。

「気になってはいるけれど、今すぐ動くほどではない気もする」

「様子見と言われているし、何を基準に判断すればいいのか分からない」

 

この迷いは、

決して消極的だからではありません。

慎重に、お子さんのことを考えているからこそ

生まれるものです。

 

◆向き合うことと、決断することは別です

側弯症について考えるとき、

「相談する=何かを始める」

と感じてしまう方も少なくありません。

けれど実際には、

向き合うことと、決断することは別です。

 

今の状態を知ること。

生活の中で気をつけたいポイントを整理すること。

それだけでも、

これからの一年の過ごし方は大きく変わります。

 

◆新しい一年は、「後回しにしない」という選択もあります

これまで、忙しさの中で後回しになっていたこと。

気になりながらも、タイミングを逃していたこと。

年の始まりは、それらを一度見直すのにとても良い時期です。

 

すぐに答えを出す必要はありません。

でも、「考える時間を持つ」ことは、

お子さんの身体にとって、確かな意味があります。

 

新しい一年、背骨と向き合う時間

成長期は、

背骨も心も大きく変化する時期です。

 

親御さんが迷いながらも、

お子さんの身体と向き合おうとしていること。

それ自体が、

とても大切な関わり方だと思います。

 

2026年、この一年が、お子さんにとっても、

親御さんにとっても、

少し安心できる一年になりますように。

 

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。