側弯症 乳幼児の小さい時からなる場合があります

乳幼児からの側弯症は赤ちゃんの時から体をいい方向に動くようにしたらいいですよ

乳幼児の側弯症

側弯症といえば思春期にほとんどが発症するので、10代という印象が強いでしょう。

しかし、側弯症の中には乳幼児の頃に発症するものもあるのです。乳幼児に発症すると子供自身がまだしっかり状況を把握できないので、親の目が離せません。

乳幼児の側弯症の特徴

0歳~3歳の時期に側弯症を発症すると、乳幼児期側弯症という言い方をします。そして、乳幼児の時に発症する側弯症については原因が不明となっているのです。ほとんどの側弯症が原因不明となっているのですが、乳幼児の側弯症については特に原因が明らかになっていません。

生まれてすぐに側弯症であるとわかる場合もあれば、定期的な健康診断によって発見されることもあります。そして、乳幼児の側弯症は特に治療をすることもなく、経過観察のみで徐々に治っていくと言われています。しかし、自然に治癒しない場合には、治療が必要になってきます。

なかなか見た目からも側弯症が改善されないなという時は、一度専門医に詳しい検査をしてもらいましょう。

ほとんどの乳幼児の側弯症は突発性と言われ原因が明らかになっていませんが、中には手術が必要な側弯症のタイプもあるということを知っておきましょう。

先天性の側弯症の場合には手術が必要

乳幼児の側弯症がその多くが突発性と言われていますが、一部で先天性の側弯症と診断される場合もあります。この先天性については乳幼児の頃は無理でも、いずれ手術を受けなければいけないのです。

先天性については生まれ持って側弯症になるようになっていたということになるので、早期に発見して悪化しないように予防していきながら、適切な時期で手術をするという流れになるのです。

先天性の側弯症と診断される乳幼児は確率的には少ないですが、ゼロではないということを理解しておくようにしましょう。今乳幼児の側弯症と向き合っている方は、自分の子供が先天性の側弯症でないかどうかは、早めに検査を受けて調べてもらうようにしましょう。

乳幼児の側弯症は3つに分類できる

乳幼児の側弯症の中でも原因不明となっている突発性側弯症については、さらに3つのタイプに分類できます。思春期側弯症と似ているのですが、進行性の側弯症、自然治癒する側弯症、抑え込める側弯症の3つに分けられます。

この3タイプのうちどの側弯症に当てはまるかは、医学的にも診断する方法も現時点では見つかっていません。今後医学が進歩するとこの診断方法についても発見できる可能性が出てきますが、乳幼児の側弯症のタイプをはっきりと断定するのはまだまだ難しいのです。

今現在考えられている乳幼児の側弯症の原因

乳幼児の側弯症については原因が明らかになっていないので、施術方法も確立していないのが現実です。しかし、原因としてはいくつか説が出てきているのも事実です。その1つにお母さんのお腹にいた胎児の時の状態が関係しているというものがあります。

お腹の中にいるときの向きだとか、生まれた後の寝方によって乳幼児の段階で側弯症になる可能性があるのではと言われているのです。しかし、これについても明らかな根拠があって言われているということではないので、どれもまだあやふやな段階なのです。

また、遺伝も大きいと言われています。両親どちらかが側弯症であった場合、子供が発症する確率は30%と数字を見ると決して低くはないのです。よって、乳幼児の側弯症が発見された際には遺伝かどうかも自分たちと比較して考えてみると良いのです。

幼児の側弯症、無痛整体は可能?

突発性側弯症などはからだのゆがみを無痛整体で改善していくことによって、徐々に角度が変化します。また無痛整体に通って進行させないようにする人も多いです。

しかし、幼児では言葉もまだしっかりは伝わらない状態で、じっとして施術を受けることは厳しいです。このような点から、サクシタ療法院では4歳から対応しています。よって、親が子供の様子を見ながら定期的に病院で検査をしてもらい、側弯症の進行具合についてしっかり把握しておくことが大切なのです。

乳幼児の側弯症は発症するリスクは低いものの、確率がゼロではありません。そう考えると、いつどの子に訪れる症状か予想もつかないので、親は乳幼児の側弯症もあるという知識を持っておかないといけないのです。

 

乳幼児については体に脂肪が多めなので気づきにくいかもしれませんが、お風呂に入るときなど背中に注意してみましょう。小さい体で手術をするのも見ている側も辛いですし、本人にとっても負担が大きいです。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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