側弯症 自宅でのチェックリスト

学校のチェックリストは大事です。早期発見 早期施術が大事です。

側弯症のチェックリスト

側弯症の検査については、今まで学校の健康診断で行うようになっていました。

その側弯症の検査はモアレ検査とも呼ばれています。モアレ検査では背中に高低がわかるよう縞模様を投影し、それを写真撮影して脊柱に異常がないかを見るという内容になっています。

モアレ検査の際には、基本的に上半身裸にならないといけません。服を着ていると脊柱の観察ができないため、服を脱ぐ必要があります。

そして、下は腰椎の下まで写していくので、下着やズボンをお尻の半分まで脱いだ状態で行われます。体勢としては、傾きのある台に体をあずけていくようになっています。体の力を抜いた状態で検査をします。

学校での検査を待たずに、日々ご家庭でチェックする方法があります。これをやってみて「もしかして側弯かも?」と思ったら、迷わず整形外科を受診してください。

自宅での側弯症のセルフチェック

項目を紹介しましょう。

鏡に上半身を写してチェックしていくようにしましょう。

※この時に服は脱いでいるように。そうしないと、細かい差がわかりません。

 

1 右と左の肩の高さが一緒かどうか

2 両腕と腰の隙間が左右で大きさや形が異なっていないか

 

この2つは、自分で鏡を見てチェックできる項目になっています。

しかし、次以降の項目は誰かに見てもらわないとわからないので、ご家族の方が観察するといいでしょう。

 

3 左右の肩甲骨の高さが一緒かどうか

4 左右の手のひらを合わせて体を前かがみにしていく

※この時に体がねじれないように屈んでいくことがポイント。左右で背中の高さや腰の筋肉の高さが一緒かどうかをチェックする。

 

これらが基本的なチェックリストになっていますが、もう少し詳しくセルフチェックすることもできます。その場合は、こんな点をチェックしてみましょう。

 

・まっすぐに立ち、首の後ろから背中を見下ろしていきます。この時に肩甲骨が片方だけ出っ張っていないかどうかを確認してみましょう。

・お尻の形をチェックする方法もあります。腰の部分に側弯が出てきていたら、片方のお尻に出っ張りが出てきます。お尻の左右の差はわかりやすいと思うので、すぐにわかるでしょう。

 

以上、このようなシンプルなチェックで、背骨の曲がり具合が比較的簡単に確認できますので、ご自宅で定期的に行ってみるといいでしょう。そして、これはおかしいかなと思ったら、すぐに整形外科で受診した方が良いでしょう。

側弯症の疑いがある場合は?

自宅でのセルフの側弯症の検査ですが、そこで疑いがあれば整形外科を受診します。レントゲンをとり、実際の角度をはかり診断がでます。

まず、基本的には50度こえた側弯症でない限り、手術をすることはないということを知っておきましょう。

25度こえると装具療法、コルセットをつけます。

20度未満だと、経過観察が多く、成長期の子供の場合には体がどんなふうに成長していくかわからないため、側弯症の進み具合を読むことができません。そのため定期的に検査をしながら、側弯症の進行具合を確認することになります。

みなさんが困るのは、経過観察のあいだ、なにもすることが無いことです。

ただ手をこまねいているだけ。

そのような方が、サクシタ療法院の無痛整体と側弯バランス体操により、からだの歪みをとることで、良い変化を得たという報告が多くあります。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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