側弯症と歩き方

歩き方が変と感じたら骨盤のズレなのでおおもとの骨盤を整えましょう

側弯症:お子さまの歩き方に注意!

脊椎側弯症についてポイントをおさらい

まずは、脊椎側弯症がどのような病気であるか簡単に説明します。

背骨を正面又は後ろから見た場合、まっすぐに見えるのが正常な背骨です。何らかの原因で左右に歪んでしまう病気が脊椎側弯症です。

背骨を横から見たときには、自然なカーブラインがありますが、正面か背面から見た場合は、カーブなく、まっすぐに見えるのが正常です。後ろから見て、背骨がS字やC字に曲がっているように感じたら、脊椎側弯症かもしれません。

また、歩き方に癖はありませんか?座った時に一方に傾きませんか?まっすぐに立って、両肩の位置、肩甲骨、腰のくびれに左右のずれがないかを確認しましょう。子供、特に女の子に多く(男の子にも起こります)、およそ8割の脊椎側弯症の原因は明らかにされていません。家族に脊椎側弯症の人がいると、発症することが多いことから、遺伝子が関係していると考えられ、現在研究が進められています。

歩き方のバランスが崩れることも

サクシタ療法院の無痛療法の視点からですが、とくに側弯症の大人の方は、からだの歪みのせいで骨盤のバランスが乱れ、両足の長さに長短が見られます。大きいかたでは左右差が3センチくらいあります。そのために、歩きにくいと訴えてくる方がしばしば訪れます。

若いうちは多少のずれも筋力でカバーができても、歳をとるにつれて筋力がさがるので、歩き方が悪いと、さらに脊椎のゆがみの悪化につながり悪循環をおこします。ひどくなると痛みとなって現れたりもします。脊椎側弯症だと診断された場合は、できるだけ早くに無痛療法を行うとゆがみの変化も早いです。

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