側弯症と胸痛

肋骨の形を整えて症状を楽に!

その胸痛は側弯症が原因かも?!

なぜか胸の痛みを感じることがある、内臓系の疾患などないのに、なんで痛いんだろう?ということありませんか?胸の筋肉を使った運動をしたときにも後から筋肉痛となって痛みを感じることはあります。でも、それ以外でも胸痛は起こる場合があるんです。

それが、側弯症からくる胸痛です。

まずは側弯症の解説から

まずは側弯症という症状について詳しく説明しておきましょう。側弯症と一言にいっても種類が分けられているんですが、そのほとんどが思春期突発性側弯症と言われています。そして、お客様には女性が多いというのも特徴になっています。

9歳~13歳ごろの女子に側弯症は起こりやすくなっており、最初は痛みも何も感じないのでなかなかすぐには気がつきません。角度も最初のうちはまだ大きくはありません。
しかし、曲がっている角度が20度を超えると見た目からしてもわかるようになります。肩の高さが左右で違っていたり、まっすぐ立っていても頭が横に傾いているといった症状が目で見てわかるようになります。だんだん悪化すると歩き方も不自然になってきて、激しい運動が辛くなってきます。

この側弯症はあまりに見た目がひどくなってしまっているときは対策もおこないますが、基本的には大人になるにつれて、角度もそこまで急になってしまうことはなく、骨の成熟が止まると共に側弯症の進行も止まっていくようになっています。手術になるケースはごく一部なので、そこまで心配する必要はありませんが側弯症の症状が進行しているようだったらちょっと様子を見ておくことは大事ですね。

側弯症でなぜ胸痛が起きるの?

側弯症からはさまざまな症状を引き起こすと言われていますが、その一つに胸痛があります。胸痛の場合は、最初は何か重大な病気が隠れているのでは?と不安になってしまうこともあります。胸痛だけでなく、呼吸がしづらく感じることもあるので生活の中で辛いと感じるようにもなってしまうので胸痛がひどくならないうちに対策をしたいものです。
胸痛を感じて多くの人が内科に訪れます。しかし、レントゲンなどを撮ってみて、側弯症にたどり着くこともあります。側弯症になると姿勢を良くしようと思っても無理に体を起こすしぐさなどが痛みを伴い辛くなることが多いです。

側弯症は背中が見た目からして曲がるように、肋骨を通して胸にまで違和感を生じるようになってきます。さらに、呼吸がしづらくなっているときは肋骨の間にある肋骨筋の動きが悪くなり胸郭の広がりも悪くなっていることがあります。

側弯症が進行していくと胸にまで感じる違和感が出てくるということになるんですね。胸痛は一度感じると毎日の生活の中でも辛いので、早めにケアを始めてみましょう。

側弯症の胸痛はどうやってケアするの?

側弯症の中でも胸痛で悩んでいる場合はどんなケアをすればいいのでしょうか?

脊柱や肩甲骨、肋骨、胸骨のゆがみの調整をするだけでも、今まで感じていた胸痛が緩和したという人は多いです。

胸痛を感じるようになったら、側弯症が進行してきて負担になってきているという可能性でもあります。側弯症を改善していくための対策を始めるタイミングとして考えてみてもいいでしょう。
サクシタ療法院では、偏った胸郭の改善のために歪みを整えます。無痛療法では、独自の検査法により先ずそのかたの歪みの度合いをしらべます。そして手足を使った軽い反射操法で緊張した筋肉を緩め、緩んだ筋肉を緊張させることによって、体全体のバランスをとり体の歪みを整えます。

からだの全体の歪みが整うとが胸郭が整っていきます。あとは自宅で出来る、その方にあわせた体操を指導しています。これで施術と施術との間に、整えたからだが戻らないように維持していきます。

体の歪みを正していくことが、側弯症からくる胸痛の緩和につながるんです。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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