側弯症と右凸

右の肩甲骨のあたりが凸が変化しやすい

側弯症からくる右凸って一体どんなこと?

側弯症というと体の中心である脊柱が曲がっていき、その他の部位にも支障をきたすというイメージがありますが、実はその中でも発症しやすい部位や特徴が異なっています。

側弯症は原因も明らかになっていませんし、人それぞれ症状も違うので一概には言えないのですが、今回は側弯症でもっとも多い症状である右凸について考えてみたいと思います。

側弯症の右凸ってどういうもの?

さっそく側弯症の右凸について見ていきましょう。図をみると一目瞭然なわけですが、ここでは言葉で紹介していきます。凸ということで右側が出っ張る、出てくるという意味になります。この右側にも肩や胸や部位が分かれてきますが、人によって右凸になる部位は異なってきます。個人差があるものなので、これは言い切ることができません。

しかし、その中でも多いとされているのが肩甲骨あたりがもりあがり、凸になるケースが多いんです。

肩甲骨をみると右側が明らかに突き出ているために見た目のバランスが悪く見えてしまうんですね。背中を正面にみると右側に骨が曲がってきていることもレントゲンで確認することができます。

これらは脊柱の湾曲と回旋により、胸郭がゆがんだために起こると考えています。

右凸を変化させる無痛療法

では、この側弯症の症状で多い右凸はどんなふうに改善していくことができるのでしょうか?
まず丁寧にその人の体の状態を独自の検査で見ていきます。サクシタ療法院では、無痛整体の視点から右凸の方が左凸よりも早く変化しやすいと考えています。実際に右凸で訪れる方も多いので、症例も多く見てきていることが関係しているでしょう。

サクシタ療法院では、偏った胸郭の改善のために歪みを整えます。無痛整体では、独自の検査法により先ずそのかたの歪みの度合いをしらべます。そして手足を使った軽い反射操法で緊張した筋肉を緩め、緩んだ筋肉を緊張させることによって、体全体のバランスをとり体の歪みを整えます。

からだの全体の歪みが整うとが、次第に胸郭が整っていきます。あとは自宅で出来る、その方にあわせた「側弯バランス体操」を指導しています。これで施術と施術との間に、整えたからだが戻らないように維持していきます。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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