側弯症と呼吸障害

側弯症と呼吸障害

側弯症はだんだん背骨のカーブが強くなっていき、そこからからだを動かしにくくなるという難点もありますが、その他にも症状は起きてきます。

その1つに呼吸障害というものがあります。

なぜ、側弯症から呼吸障害が起きるの?

さっそくなぜ側弯症から呼吸障害が起きてくるのか考えていきましょう。

まず、この呼吸障害については側弯症が重度に進行してきた場合に起こると言われています。側弯症が進行するということは背骨から胸のあたりにまで影響が及ぶので、ここから呼吸障害が起きるという仕組みになっています。中には胸郭が変形してしまうというケースもあり、そうなると心肺機能に悪影響がおよびます。

背骨のあたりだけに関係しているのかと思いますが、胸郭内の臓器にも徐々に影響を及ぼしてくるということになるんです。

呼吸障害を起こさないためにできること

呼吸障害は一度起きてしまった段階で手術をしたとしても改善しないと言われています。ですから、角度が進んでいる人は、自分の側弯症がどれぐらいのレベルなのかということを定期的に確認しておくことが必要になってきます。
たとえば角度50度以上となると、手術の対象になります。、当然放置すると今後も側弯症が進行すると可能性があります。ちなみに25度から装具療法が勧められます。もし思春期ぐらいから側弯症がどんどん進行していってしまうと、その後も体に大きな影響を及ぼす可能性があります。

呼吸障害がるまえに、側弯症の状態を病院できちんと確認しながら早めに手術をした方がいいのか、今後どれぐらいのペースで側弯症が進行してきそうかといったことについて話し合っていきます。

早めの対策や確認が呼吸障害を防ぐことにつながるので、側弯症と診断されたらより専門性の高い病院を見つけて自分の側弯症とも向き合っていくようにしましょう。

側弯症を進ませないことがポイント

呼吸障害が起きてしまっては、生活も思うように送れなくなってしまいます。最悪の場合は病院で入院、手術ということになります。そこまでくると無痛整体でも対応できません。そうならないためには、出来るだけ早い時期に、おおもとの身体の歪み、特に背中の凹凸などを整えることが大切です。

サクシタ療法院では無痛整体によって、そのかたの緊張した筋肉を緩め、緩んだ筋肉を緊張させることによって、身体全体のバランスをとり、背中や腰の歪みを整えます。あとは自宅で出来る、その方にあわせた体操を指導しています。これで施術と施術との間に、整えたからだが戻らないように維持していきます。

側弯症は初期は背骨の彎曲だけですが、角度が進むと様々な症状がでることがあります。なによりも早期発見、早期施術が重要です。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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