側弯症と靴の関係

歩き方が大事です。靴も選び方も大事、気にしましょう!

側弯症と靴

側弯症だとついつい日頃の姿勢や体の動かし方に注意がいきますが、実は足元の靴もかなり重要と言われています。合っていない靴を履くのは足に悪いと言います。

それだけでなく体の歪みにも支障が出てくるようになります。

おしゃれな靴は危険な場合もある

側弯症は特に10代の女子に多い症状と言われています。しかし、最近の女子は昔と比べると大人びていて、おしゃれに目覚めるのも早いです。子供でもヒールの高い靴を履いているの見かけますよね。見た目は可愛くて惹かれますが、足にはあまりよくありません。

体の歪みが大きいときは、全体重がかかってくる足元をしっかりと安定させるのが無難です。そんな時に、厚底の靴やミュールのようなサンダル、ヒールの高い靴、片方だけ磨り減った靴などは体にも悪いですし、歪んだからだには負担がかかります。ヒールの高い靴やミュールのように細いピンヒールで歩くと、どんな人であっても歩きにくかったり、長時間履いていると足が疲れてきます。

体重を支えようと必死になっているんですね。特にヒールが高いということはつま先へ力がかかっていることになるので、そうなると姿勢は自然と猫背のように前に体重がかかってきます。そして、片方だけ磨り減っているということは歩き方が正しくできていないということも示しています。身体が歪んでいる時にこのような状態の靴を履いていると、さらにアンバランスを増強させることになってしまいます。

厚底は底全体が数センチ高くなってしまうため、その分不安定にもなりやすく骨盤の歪みで両足の長さに違いが出ているときなどにはおすすめできません。見た目可愛い靴ばかりを履いていると肝心の足がしっかり機能できない中、歩いていることになるのでこれでは負担が大きくなるばかりとなってしまいます。

おしゃれな靴はたくさんお店に並んでいますし、どれも魅力的に感じますが側弯症の人はバランスが上手に保てないとうっかりこけてしまったり逆効果となってしまう場合があるので細心の注意が必要になってきます。

体の歪みにおすすめな靴

では、おすすめとされている靴にはどんなものがあるのでしょうか?まず、ヒールは低めのものがいいでしょう。そして、ヒールは多少あってもいいですが、1センチ~3センチくらいが一番体に負担になりにくいです。そして、いくらヒールの高さがこのように低い靴であっても、細く不安定なものはよくないので、できるならヒールがしっかりと靴を支える芯になってくれるような靴を選ぶといいでしょう。

長時間歩いても疲れにくいのは、やはりスニーカーでしょう。最近は女子もよくスニーカーを履いていますし、見た目も可愛いデザインがたくさんありますよね。スニーカーはヒールなどほとんどないので、長時間歩くようなときでも安心です。足裏の全体をしっかり使って歩ける靴のタイプになるので、そういった靴がおすすめです。10代女子に多いということで、学校に行く生活だと思うので学校指定のスニーカーや運動靴で自分に合うものを見つけられるといいと思います。

サクシタ療法院では、脚の長短を整えて均等にするために歪みを整えます。無痛整体は、そのかたの緊張した筋肉を緩め、緩んだ筋肉を緊張させることによって、体全体のバランスをとり脊椎の歪みを整えます。からだの歪みが整うと骨盤や脚の長短が整っていきます。あとはその方にあわせた体操を指導しています。これを自宅で継続することで、整えたからだが戻らないように維持していきます。

※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。

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