学校の側弯症検診
学校、特に小学校、中学校で毎年健康診断があります。視力や聴力、身長や体重と一通りの検査はおこなわれますが、検査項目の一つに側弯症の検査も含まれています。検査の方法で有名なモアレトポグラフィーであれば、背中に縞状の光を当ててチェックしていきます。
見た目だけの検査もありますし、このように光を当てて側弯症でないかの検査もあります。側弯症の場合は特に10代の女子に多いとされているので、ちょうど学校の健康診断を受けている時期にもなっています。
女子の場合は健康診断というだけでちょっと引き気味になってくる時期ではありますが、側弯症についてはしっかりと検診を受けておきましょう。進行してしまうと、大人になってから腰痛などに悩まされるようになります。
側弯症を早期発見できるようになった
学校での側弯症の検査のおかげで早期発見できるようになりました。
検査をしない限り日常生活で気づくのが難しいです。親と一緒にお風呂に入って背骨のカーブに気づく、姿勢が左右バランスが明らかに取れていないことから側弯症かもと疑うようになるといったように、はっきりと観察できる機会がなかなかありません。
親と一緒にお風呂に入ることさえも年齢とともに少なくなっていくと思います。勉強机に向かっている姿ですら、中学、高校と進んでいくと自分の部屋で勉強をすると思うので、なかなか我が子の勉強している姿を見ることもありません。
こういった生活スタイルから、側弯症の発見が遅れてしまっては困るので、検査をする学校が多くなりました。
健康診断後の流れ
では、学校の健康診断で「側弯症の疑いあり」とされた場合、その後どのような流れになるのでしょうか?
健康診断で側弯症の恐れがあると診断されたとします。そうすると、次に第2次検査になります。この第2次検査というのは専門医に見てもらうことになります。
専門医でレントゲンを撮って検査して、角度をはかり診断します。このように詳しい検査をしていって側弯症であるとわかったら、学校側も状況を把握し、適切な対応を取っていくことが求められます。
多くの側弯症の場合は経過観察です。この場合は、これからどれぐらいのスピードで側弯症が進行していくか、医師でも予測することが不可能なので、経過を見ながら対策を取っていきます。
学校の先生も生徒のことを観察しておくべき
毎年の健康診断で体の状態を詳しくチェックしていくわけですが、健康診断は年に1度なので、それ以外で背中をじっくりと観察する機会はあまりありません。ただし、先生が生徒のことを体調の面でも把握しておくことは大切です。
側弯症は制服を着ていると見た目でははっきりとわかりませんが、水泳の授業のときにはよくわかります。
学校での検査をうけるまえに、常日頃から担任や体育の先生が注意して見ておくとよいですね。そして、気になることがあったら親御さんに話してみるべきです。
早めの対策が良いので、先生たちも生徒の様子を勉強の面だけでなく、その様子をしっかりと見ていくようにしましょう。
側弯症とわかったら無痛整体
側弯症で経過観察となったらなにができるのでしょうか?
そう悩んでサクシタ療法院に訪れる方はとても多いです。無理もないことです。それは背骨の角度が25度になるまでは、なにもすることが指示されないからです。
サクシタ療法院では角度が小さいうちから、無痛整体によって、そのかたの緊張した筋肉を緩め、緩んだ筋肉を緊張させることによって、体全体のバランスをとり歪みを整えます。
その結果、筋肉が自然のコルセット代わりになり、側弯による歪みに良い変化がおこります。
あと自宅で出来る、その方にあわせた「側弯バランス体操」を指導しています。
これで施術と施術との間に、整えた身体が戻らないように維持します。当然、お医者さんの経過観察も怠ってはいけません。
ちなみに無痛整体は、コルセットを装着していても受けられる安全な施術なので安心です。
掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。
※掲載している内容は個人差がありますので効果を保証するものではありません。
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